« 果物は酸性なのになぜアルカリ性食品? | トップページ | 突然死を防ぐ塩の取り方 »

酸性体質の恐怖!

 体内は、弱アルカリ性に保つようにいろいろな機能が備わっているが、それでも酸性物質が多すぎると処理が追いつかずに体に不調をきたす。そして、ついには糖尿病や痛風になることがある。

4悪酸性物質
1.乳酸
 乳酸は、身体を動かしたとき筋肉でエネルギーが使われ、その燃えかすとして発生する。その結果、"肩こり"や"足がつりやすい"など『筋肉疲労』が現れる。
2.ケトン体
 朝食を抜いたりダイエットしたときに糖分が不足し、脳のエネルギーを優先させようとして、体で使うはずの糖分を持ってきてしまう。この時、筋肉の臨時エネルギーとして「ケトン体」がつくられる。「ケトン体」は筋肉にとって、効率の悪いエネルギーのため、筋肉が動きにくく"だるさ"を感じてしまう。
3.リン酸
 肉類や加工食品を食べ過ぎると、体内にリン酸が過剰につくられる。体内でリン酸が増え過ぎると、リン酸を処理するときに、同時にカルシウムを排泄する。その結果、"怒りっぽくなったり""神経過敏"になるなど『イライラする』ようになる。
4.尿酸
 プリン体(あん肝、白子、かにみそ、鶏レバー、うになどに多く含まれる)を体内で処理した後には、必ず「ゴミ」として、尿酸が出来る。また、お酒を飲むと尿酸が増加する。尿酸には身体に残りやすいという性質があり、"慢性的に疲労が続く""寝ても疲れがとれない"など『全身の倦怠感』が現れる。

ストレスによる酸性物質処理機能の低下
 酸性物質が増えても、肝臓や腎臓の働きにより、体内を弱アルカリ性に保っている。肝臓は酸性物質をリサイクルし、腎臓は酸性物質を体外へ排泄する。しかし、ストレスにより肝臓や腎臓の機能が低下し、酸性物質を処理しきれなくなる。この状態が続くと、酸性体質となり、痛風や糖尿病になることがある。
1.痛風
 血液中に尿酸が大量に存在すると、関節の中で結晶になる。この結晶は、トゲトゲした針状の形で、体内の防衛反応が間に合わないと炎症を起こしてしまう。これにより、足の親指などが激しく傷む。
2.糖尿病
 筋肉で発生した乳酸は、一時的に細胞の周りに留まり、血液で運ばれて行く。しかし、血液中が満員で入れなかった乳酸は、細胞の周囲に残り、その場を酸性に傾けてしまう。こうなると細胞の内側と外側で糖分のやりとりに働いているインスリンの活性がダウンし、糖分が血液中にあふれ、糖尿病へとつながる。

アルカリ体質に変える
 アルカリ体質に変えるには、肝臓と腎臓の働きを正常に戻す必要がある。
1.肝臓の正常化
 肝臓には体内に溜まった「乳酸」をエネルギーに作り替えて使ってくれるリサイクルシステム「TCA回路」がある。TCA回路では、クエン酸とビタミンB1、マグネシウムが重要な働きをしている。しかし、肉類の食べ過ぎで生まれる「リン酸」等の処理が頻繁に行われていると『ゴミ』が残りやすくなる。『ゴミ』が溜まれば処理効率も低下する。胆汁は肝臓で作られた老廃物を排泄する。これを盛んにするのがイカ、タコ、貝類に多く含まれるタウリンである。
2.腎臓の正常化
 腎臓は、全身から集められてきた酸性物質を尿の中に溶け込ませて排泄してくれる。特にリサイクルが出来ない「尿酸」は身体の外に出すしかない。水分補給は腎臓の負担を軽くする。睡眠中は、汗をかくため「水分」が不足しがち。寝る前にコップ一杯の水を飲むようにするとよい。

アルカリ体質を維持する
 アルカリ体質を維持する4大ミネラルは、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムである。4大ミネラルは、バランス良く摂取することが大事である。体内のミネラルバランスが崩れ始めると、筋肉や神経の機能が低下し、全身に様々な悪影響がある。さらに体はなんとかバランスを保とうと、足りないミネラルを骨や筋肉から奪う。カルシウムとマグネシウムの比率は2:1、ナトリウムとカリウムの比率は2:3がよい。貝類、海藻類は、バランスよく含まれている。

(2001年9月2日あるある大事典)

|

« 果物は酸性なのになぜアルカリ性食品? | トップページ | 突然死を防ぐ塩の取り方 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/35018/759503

この記事へのトラックバック一覧です: 酸性体質の恐怖!:

» 痛風対策の新事実 [kazu5210z Oppekepe Diary]
2004-06-16 実はここ数日、右足のくるぶしより先が地味に痛くて、わずらわしかった。また痛風の発作だなと察しがつくが、その原因についてあれこれ考えていた。... [続きを読む]

受信: 2004/06/16 23:46

« 果物は酸性なのになぜアルカリ性食品? | トップページ | 突然死を防ぐ塩の取り方 »