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DHAで本当に頭がよくなる?

 1989年、イギリスのマイケル・クロフォード教授が、日本の子供の知能指数が高いのはDHAを含む魚をたくさん食べているためという学説を発表したことにより、DHAが一躍脚光を浴びるようになった。

動物による実証実験
 イワシ油入りのえさを食べているネズミと食べていないDHA欠乏ネズミを一晩、水を与えないでおく。翌朝、迷路の反対側に水を置いて観察すると、イワシ油入りのえさを食べていたネズミは水のところに迅速に到達した。イワシ油はネズミの学習効果を高めることが確認された。

DHAの役割
 脳を構成する脂肪成分の20%がDHAである。DHAは、脳細胞の細胞膜を作るために必要である。細胞膜は、脂肪を真ん中にはさんだ二重構造をしている。ここにDHAが多く含まれているのがベストな状態である。DHAは、他の脂肪より化学構造がゆるく、温度が低くても固まりにくい物質である。DHAが多く含まれていると、細胞膜が柔らかく保たれる。
 母乳にはDHAが多く含まれている。通常の細胞に比べ30倍ものDHAを含む脳細胞は、乳児の成長時期に大量のDHAを必要とするからである。日本人女性の母乳中のDHAはアメリカ人のそれより3倍の高濃度という結果が出ている。

脳細胞を活性化させるDHAの働き
 DHAにより脳細胞の細胞膜が柔らかくなると、膜内からの神経伝達物質の放出を促進する。それを受ける受容体も守備範囲が広くなり、受け止めやすくなる。
 また、DHAが多くなると、脳細胞が活性化し、突起を延ばすことが実験により確認されている。突起を延ばすことにより、脳細胞間の結合が密になり、情報伝達がスムーズに行われるようになる。

DHAを多く含む食物
マグロ(大トロ) 寿司6貫   2302mg
サバ 半身1切れ        2237mg
ブリ 切り身1切れ       1428mg
ハマチ 刺身6切れ       1382mg
マイワシ 小2尾         1249mg
サンマ 1尾            979mg
アジ たたき1皿          598mg
マグロ(赤身) 寿司6貫     92mg

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