« タイムマシンの原理その1 | トップページ | タイムマシンの原理その3 »

タイムマシンの原理その2

 2036年からやってきたジョン・タイターが乗ってきたタイムマシンは、カーのブラックホールを利用しているらしい。その原理について少しずつ解説していく。今回は、ティプラーの円筒について解説する。

無限に長い回転する円筒
 1974年、ルイジアナ州テュレイン大学の数理物理学者フランク・ティプラーは、無限に長く質量の大きい円筒の表面が、光速の1/2以上の速度で回転すればCTL(閉じた時間の環)ができることを指摘した。つまり、CTLに沿って円筒の周りを回転すれば、タイム・トラベルが可能である。円筒の回転方向と同じ方向に回転すれば未来へ行き、逆方向に回転すれば過去へ行くことができる。

有限の長さの回転する円筒
 ジョン・グリビンは、太陽と同じ質量で長さが100km、半径10kmの円筒を1ms(ミリ秒)に2回転させるとCTLができることを計算した。天体の中には、パルサーといって数ms周期で電磁波を出しているものがある。これは、非常に重い物体が超高速で回転しているということである。宇宙の中にCTLが存在している可能性もある。
 有限の長さの円筒は、どんなに硬い物質で作ったとしても、半径方向は遠心力により支えられるが、回転軸方向はその強力な重力によりつぶれてしまう。つまり、ブラックホールになってしまうのである。したがって、有限の長さの回転する円筒は、実現することはできない。
Tipler

次へ進む:タイムマシンの原理その3
前へ戻る:タイムマシンの原理その1

|

« タイムマシンの原理その1 | トップページ | タイムマシンの原理その3 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/35018/11911644

この記事へのトラックバック一覧です: タイムマシンの原理その2:

» スリム&アンチエイジング~ついに日本グランドオープン [まみとかっちゃんのラブストーリー]
永遠の美しさ、不老不死は人類の究極のテーマですね (#^.^#)なんと、ルイヴィトンMH社傘下のフォルテ・ファーマ社が開発販売する「サンテアージュ」が、日本でも爆発的な勢いで売れているらしいです!ヨーロッパで最優秀抗酸化サプリメント受賞 欧米で500万...... [続きを読む]

受信: 2007/05/30 05:19

« タイムマシンの原理その1 | トップページ | タイムマシンの原理その3 »